読書

2020年に読んで良かった本【上半期】

2020年に読んで良かったと思う本を紹介します。

上半期と下半期に分けて、読んで良かったと思うポイントなどを書いていくつもりです。

2020年上半期に読んで良かった本

三浦しをん『あの家に暮らす四人の女』

だいたい小説ってサーッと読んで、「面白かった」「面白くなかった」と感覚的に評価をすることが多い。

そしてそれには、自分の好みが強く影響していると思う。

いつもの感覚で言えば、『あの家に暮らす四人の女』は面白くないのに、「なんかいいな」って思った。

「面白かった」「面白くなかった」以外の評価について、理由を考えてみた。

『あの家に暮らす四人の女』では、生命観がやわらかく描かれている。

とくに、小説における視点がラストに向けて融合していくところと、小説における「生命の還る場所」に向かうまでとが重なっているところが良かった。

読んでいるときの私は生と死について考えることが多かった時期だったので、そういったところに惹かれたのかもしれない。

タイトルも好きだ。

タイトルが好きな本だけを集めた記事を書いているぐらい、本のタイトルに興味関心があって、どうしてこのタイトルなんだろうと考えることが好き。

『あの家に暮らす四人の女』は、四人いるから複数形で「女たち」と表現してもいいところを「女」で終わっている。

同じ場所にいても、同じではない人生を歩む。それぞれの女、それぞれの人間の話。

タイトル買いにおすすめ!好きなタイトルの本まとめ今まで読んできた本の中から、好きなタイトルを選んでみました。タイトル買いの参考にしてください。...

created by Rinker
¥1,650 (2020/08/03 00:38:09時点 Amazon調べ-詳細)

翻訳者による海外文学ブックガイド BOOKMARK

当たり前ですが、「本」は色んなもので構成されているんですよね。

翻訳もそう。

今までは本の中身にしか注目してなかったけど、視野を広げてみれば世界が広がることに気づかされました。

ブックガイドとしても役に立ったし、この本は海外文学ブックガイドという大きなくくりだったけど、韓国文学ガイドとか読んでみたいなと思いました。

created by Rinker
CCCメディアハウス
¥1,650 (2020/08/03 06:38:58時点 Amazon調べ-詳細)

はらだ 有彩『日本のヤバい女の子 静かなる抵抗』

前作の無印『日本のヤバい女の子』を読んでおり、面白かったので続編も読んでみることにしました。

不思議なことに、一作目では感じなかった静かな怒りを自分に感じたんですよね。

おそらく、一作目を読みかえしても同じような気持ちになるだろうと思います。

昔々から蔑ろにされてきた、私たちの話。

もちろん、文章や文章構成、取り上げるテーマはおもしろくって、古典が苦手な学生に読んでもらったら目覚める人がいるかも…。なんて思っている作品です。

created by Rinker
柏書房
¥1,540 (2020/08/03 21:41:00時点 Amazon調べ-詳細)

平野 啓一郎『小説の読み方~感想が語れる着眼点~』

created by Rinker
¥1,171 (2020/08/03 00:38:10時点 Amazon調べ-詳細)

チョン・ソヨン 著『となりのヨンヒさん』吉川 凪 訳

created by Rinker
¥1,782 (2020/08/03 09:39:25時点 Amazon調べ-詳細)

秋田 麻早子『絵を見る技術 名画の構造を読み解く』

created by Rinker
¥2,035 (2020/08/03 10:00:38時点 Amazon調べ-詳細)

ほっしー『うつを治す努力をしてきたので、効果と難易度でマッピングしてみた』

恩田 陸『私の家では何も起こらない』

created by Rinker
¥1,980 (2020/08/03 06:38:58時点 Amazon調べ-詳細)

2020年下半期に読んで良かった本

年末に振り返ります。

2020年に読んで良かった本

1年間を通してベスト3なんかを選ぼうと考えています。